カメラ業界がかなーりアレな感じになってる中、GRⅢを買ってみたよ。

 スマホカメラがここまで高性能になった中、お手軽さはデジカメには決して勝てることはなく。ただスナップシューター機としてのGRは、苦戦することが運命づけられているとも言えるんですが。やはり、写真専用機は必要という結論になる。
 カメラレンズは、面白いことによく写らないレンズほど評価される、不思議な世界にある。よく写らないレンズを、撮影しやすいように調整されたカメラは、奥行きの表現に違いが出て、これが実によい塩梅なのです。

 今回のGRⅢは、内蔵フラッシュがない。ボタン類は省略されている。いまどきやからタッチ液晶に対応している。手ぶれ補正も必要だろうから入れましょう。今だからこそのコンデジとしての性能はきっちりあるように思える。

 ただ今回のGRⅢは、いままでのGRシリーズとマクロ撮影の際の挙動が変わっていてGRDからGRになったときに、マクロでよれなくなったのを、また再びよれるようになったのは良いのだけど。あまりマクロモードで、離れられなくなった。
スペック的にマクロモードの運用は、約0.06m~0.12mになっている。
寄れることはすごく好意的に報道されているので、離せる距離も短くなっているのをあまり注目されてないように思う。

 運用的には、通常モードで撮影して近接で寄ってAFが効かなくなったとき初めてマクロモードを使えということなんでしょう。なれればこのへんは直感的に感じることができるかなと思う。

 普通にスマホカメラでいいんじゃないか?って世間的には思うようなカメラだけど、GRは、やっぱり撮影して楽しいカメラなんですよね。

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