2012年2月5日日曜日

アイスマンを読む


ひさびさに、ハッカーものの書籍が出ていたので、読んでみたよ。
わりと、おすすめの一冊なんじゃないかな。

 初期の頃のハッカーものと大きく違うところは、初期の頃は、金銭的理由を伴わない好奇心目的のハッキングがほとんどなのにたいして、近頃のハッキングは、金銭的理由が多い。市場として世界観としてのインターネットは、あれからほんとうに、大きく育ったのだろう。
 根本的に本書は、クレジットカードハッキングは、 ウェブサイトなどのハッキングで抜かれるのではなく。小規模店舗のクレジットカード端末をwifi経由で抜かれている事情が語られている。このことから、カセットテープレコーダーがMP3プレーヤーに喰われたように、クレジットカードの磁気ストライプは、徐々にセキュリティ上の理由から、なくなっていくのだろう。

 そして、セキュリティホールに対する攻撃にたいする最大の防御は、きちんと最新のアップデートをかけることが大事だが、資金的理由から、クレジットカード界に対する防御は、非常に危うい。驚くほど、根本的なところがまるで対応が進んでなかったのが読みとれる。

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