「3D Character Animation Manual ローポリアニメーションのすべて」を読んでみた。

「3D Character Animation Manual ローポリアニメーションのすべて」という本が、出ていたので買ってみた。
発売日後には出てるのをは、事前に、情報で知ってたんで、 こっちで、唯一となってしまった、コンピュータ専門書に強いM書店に行ってみたら、見事に入荷してないので、しかたなくAmazoneで頼んだ。しかし、後日ふらりと寄ったら、みごとに、入荷したのを見て激しく萎えた、まぁそれはどうでもいい話。

このへんの専門書は、年々少なくなってきているんだけれども、その中でもおそらく、3DCGに関する書籍は絶滅危惧種なんだけども。
そんな中、新刊が出てるというのは、すごくうれしいことだ。

最近、高価なソフトが、ひしめく中で、結果として同じような機能をもったソフトが、フリーであったり、安価なもので、置き換えが出来るようになっている。 ごく最近まで、置き換えのきかない、画像編集系のソフトまで、最近は可能になっていほどだ。3DCGを、趣味でやる上で、いきなり業務用を使うしかない状況では出来なかったことが最近は、出来るようになっている。こういった、ソフトは、当然、それなりに豊富なソースがインターネット上に放たれているものだが、たいてい今ひとつわかりにくい。 そもそも、探しているものに対して、グーグール先生に何を尋ねていいのさえわからない。そういった中で、紙媒体というのは、総括という意味でも大変貴重だ。

この本は、メタセコイアという3DCGモデラーを軸にして、フリーか安価なソフトでアニメーションを作る環境を、たいへん優しく解説している。
Step By Stepというよりも、レシピ本といった性格が大変強いと思う。ただし、どちらかといえば、全体の3分の2近く、モデリングに多くのページをさいているので、多くのモデリング本とのバッティングもするし、あまり、書籍化されていない、リギングであるとか、モーションつけであるとか、その手の解説が見たい場合では、かなりがっかりした内容だと思う。しかし、要所要所の重要なところは、しっかり解説されているので、使えないわけではないのであしからず。

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