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IPadに向けて本を分解するのこと

 注文したIPadが、指定通りにつくかどうかはわからないけれど、ここ数日、Bookの日本展開がどうなるかわかったもんじゃないし、ブラックなZip置き場を探せば、ごろごろ転がってそうだが、リスクが高いので。本を分解して、SCANSNAPで、スキャンしているよ。



 本当は、大きな断裁機を買ってきて、一撃でやってしまうのが便利なのでしょうけれど。重いしでかいしで、家庭用には、かなり問題があるので、ローテクな方法を使います。必要なのは、カッターマット・金属製の定規・小型カッター・ロータリーカッタの4点。すべて、普通の文房具店で簡単に手に入るんじゃないでしょうか?



 今回の生け贄は、こちらを使います。REXCOMIC 世界樹の迷宮Ⅱ を断裁していきたいと思います。
個人的には、閲覧用・保存用・布教用とかいいますが、これからは、閲覧用・断裁用とかになりそうですね。ともいえ、スペース節約(決してエコではないでしょうけど)という効果がありますので、気に入った単行本を断裁ってとこでいいんじゃないかな。とくに弱小系の出版会社とかになると、デジタル版は望み薄だと思いますし。



 一番、外側のカバーを外している状態です。単行本は、通常、背表紙から糊でとめているだけなので、分解するにはこれをなんとかしないといけません。この糊をはがす方法としては、アイロンをかける、レンジでチンするといった方法で糊を分解することが出来ますが、危険ですし、面倒なので、私はしません。平常、本を印刷するときには、のど(のりで接着する部分)の関係で、ここに余分な余白をいれているので、そこの部分をばっさりやっても問題ないわけです。もっとも、見開きページが、見開き表示をすると都合が悪くなる状態がありますが、そのへんは、気にしない方針で。



 まず、ばっさり一気に断裁していきたいところですが、それをやると、基本フリーハンドに近いので、メタメタなことになるので、数十ページに分冊に分けて裁断していきます。このとき、厚めにしすぎると、断裁の際、刃がすべってえらいことになります。こころもち薄めで、しかし大胆に。



 糊の浸透状況によりますが、ロータリカッターで、のどの部分を断裁していきます。金属カッターをあてて出来るだけ水平に切ります。



 ここまで断裁できれば、あとは、きちんと分離できているか、チェックをします。表紙部分の数枚が糊の浸透が深いので、分離できていない場合が多いです。

 ここからは、SCANSNAPを使って、PDFに起こしていきます。この際、表紙の厚紙部分で、ページ送りがおかしくなったりするので、無理をせず分冊にしてスキャンしていきます。もともとドキュメントスキャナですから、スキャン内容にたいしての精度は、目をつぶる方向で。どうしてもフリーハンドですと、切断面が湾曲したりするんですが、よほどの失敗でない限りSCANSNAPが垂直をとってくれるようです。

 そういうわけですから、手間を惜しまなければ、大きい断裁機を買う必要は、経験上ないなとか思いました。専門の大きい断裁機は、時間を大きく節約できる程度で、このへんは、スキャン回数と相談でしょうね。じつは、大きな断裁機ではなく、家庭用の数十枚しかカットできないロータリ方式の断裁機もでているので、こちらも考慮に入れても良いですね。

  生成したPDFは、読み取り方向とか、スキャンミスが発生したりするので、Acrobatを使用して、必要な情報入力や、乱丁等のチェックをかけます。あとはOCRをかけたりすると検索したときに幸せになるかもしれません。このときOCRは、メタタグ感覚で、精度は必要ないかと思います。

  そうして、1冊まるまるのPDFファイルが残った訳ですが、iPadで運用するのに問題があります。とうぜん、PDFの中身は、超巨大な画像データのかたまりですから、そのへんを考慮に入れなくてはなりません。基本、スキャン時に精度は無視しているので、PDFの画像圧縮を大きくしてコンパクトにしてもいいですね。あと、ここから、calibreというソフトを使い、EPUB形式で変換すると、iTunesで同期可能になるので幸せになるかもしれません。ただし、実機では確認してませんが、スキャン内容が、変形ページだった場合、 AdobeのEPUBプレビューソフトを使うと、変形拡大になって、表示がすごいことになっていたので。iPadでも恐ろしいことになる予感がします。あとこういったスキャンは特定の連続する画像データになるので、実機のスピードが気になります。

EPUBでいくか、PDFでいくかは、IPadの実機待ちじゃないかなと思います。

 あと重要なことですが、デジタルデータに変換し、もともとの本は、廃棄する方針なので、バックアップをしないと危険かな。
Evernoteとか、DropBoxとかにぶちこむのも方法ですが、なんともいえません。iPodで閲覧しようとすると、ネット経由になるので、さらに重くなりますよね。

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