昔から、画材として、色鉛筆と同じくらいマーカーも大好きなんだが。 コピック誕生25周年記念!!特別仕様の36色セットを買ってきたよ。 それまでのマーカーは、ピーキな特性をもったマーカーが多くて、発色が良い、ムラが出来にくいという特性は、ものすごい衝撃的だったのですよ。 上部が2000年モデル 下部が、25周年モデル さて、特別仕様のモデルは、過去にも2000年特別セットを出してるんですが、色のバリエーションは、どう変わっているんでしょう? 見事に、ダブリが少ないですよね。 36色セットは、基本セットなわけで、 都合上、基本的にマーカーは、混色できないわけで、なにを採用してくるか?ってのは凄い重要です。 肌色が増えてますよね。漫画絵を描いていると、肌色の補強が最大の興味になるわけですが、この辺、ラインナップ的に、買い足さなくても、良い感じになってます。 どちらかというと、2000年モデルは、青系のパステルカラーに振っていて、25周年モデルは、純色に近い色が多く、茶系統が多いように思えます。 このへんは、2000年時点でのイラストの傾向の違い、2012年時点でのイラストの傾向の違いが、読み取れるんじゃないでしょうか? ただ、意図的に2000年モデルとダブリを意図的に回避したかもしれませんので、推定でしかないんですが。 コピックマーカーが要求される分野には、2000年前後に比べると漫画絵の比重が増えたとも言えるわけで、その辺が、影響しているとは思いますよ。 ペン先が、ミディアムブレードから、ファインニブに変更 あと、コピックスケッチらしい、筆のようなスーパーブラシニブは、当然そのままで、もう一つのニブは、ファインニブに変更されています。 それに伴って、エアブラシシステムは、25周年モデルは、使えないわけですが。 おそらく、コピックを使う人たちはどんな人たちか?という分析を行っていて。 あきらかに、漫画描きに向けて出してきているのは、間違いないと思います。 2000年頃と比べると、CG特化の傾向が著しく浸透しており、基本のアナログ画材がどうなったか?というのは、凄く興味深いのですが、おそらくこうなったら使いやすいですよって提示は25周年モデルに読み取れるとは思いますよ。 ...